正直に言うと、買う前は「カーボンフレームって言っても大して変わらないだろう」と思っていました。スゴカルも4.8kgで十分軽かったし、わざわざ2万円以上高いものを買う理由があるのかと。
実際に持ってみて考えが変わりました。
重さの話
3.9kgと4.8kgの差は0.9kg。数字で見るとそんなに大きくないんですが、毎日持ち上げると違います。特に車のトランクへの積み下ろしを1日2回やっていると、この差は積み重なります。
片手で持てる、というより「片手で持っていても重さを意識しない」感じです。子どもを抱っこしながら反対の手でトランクに放り込む、という動作がストレスなくできます。
この軽さが効くのは、父親だけではありません。妻が一人で使う日も、持ち上げる前に少し身構える感じが減りました。ベビーカーは押すときより、畳んで持つ一瞬で「重いな」と感じることが多いので、0.9kgの差は数字以上に生活動線へ出ます。
デザインは正直よかった
機能の話ばかりしてましたが、デザインも買い直した理由の一つです。妻に「これはいい」と言われました。国内メーカーのものより細身でスッキリしていて、買い物帰りに電車に乗っても違和感がない。
6ヶ月からという制限
下の子(現在0歳)には使えないのが唯一の大きな欠点です。新生児から使えるベビーカーを別途持っているか、バウンサーやスリングで乗り切るかが必要。我が家は上の子のスゴカルが残っていたので問題なかったですが、一台目としては選びにくいです。
価格について
8万円はベビーカーとしては高い部類です。ただ、上の子のときに5万円台を買って途中で買い替えた経験から言うと、最初から良いものを買った方がトータルコストは安いかもしれない。2人目以降も使えますし、耐久性も高そうです。
ただ、全員に価格差をおすすめできるわけではありません。押す時間が短く、車に積んで商業施設で少し使うくらいなら、スゴカルやラクーナでも十分だと思います。メリオの価格差を回収できるのは、徒歩移動が多い、電車で出かける、街中で長く押す、デザインも含めて毎日気分よく使いたい、という家庭です。
買っていい家庭: 2台目以降で新生児期の移動手段が別にある、徒歩や電車移動が多い、車載時に軽さを重視する、デザインも含めて長く使いたい。この条件なら価格差を納得しやすいです。
買わなくていい家庭: 新生児期から1台だけで済ませたい、悪路や段差が多い、価格を最優先したい、荷物をたくさん積みたい。軽さとデザインだけで選ぶと、生活動線に合わない可能性があります。
購入前チェック
メリオを買う前に確認したいのは、月齢、収納、車載、使う道の4つです。6ヶ月から使う前提なので、新生児期から必要な家庭は別の手段が要ります。折りたたみ後のサイズが車に入るか、玄関で邪魔にならないかも見ておきたいところです。
もう1つ大事なのが、軽さを何に使うかです。階段、車載、電車、保育園送迎。軽さが効く場面が週に何回あるかを数えてから買うと、8万円の理由が見えやすくなります。逆にその場面が少ないなら、価格を抑えたモデルにして、レインカバーやサマーシートへ予算を回す方が満足度が高い家庭もあります。
父親目線で気に入ったところ
メリオは、押しているときの見た目も含めて気分が上がるベビーカーです。育児グッズで見た目を重視するのは少し後ろめたい気持ちもありましたが、毎週使うものなら気に入っていること自体に意味があると思いました。公園、駅前、ショッピングモールのどこで押しても浮かないので、父親一人で出かける日にも持ち出しやすいです。
ただし、所有感だけで買うと危ないです。高い買い物なので、使う場面が少ないと満足より「もったいなかったかも」が勝ちます。軽さ、デザイン、押し心地のうち、少なくとも2つに価値を感じる家庭向けです。軽さだけなら他にも候補はありますし、価格だけならもっと現実的な選択肢があります。
価格差の考え方
毎日押す。 毎週車に積む。 父親一人で外出する。 このどれかが多いほど、メリオの軽さとデザインは効きやすいです。
3ヶ月使ってみて
3ヶ月の段階でこれだけは言えます。「カーボンフレームって言っても変わらないだろう」と思っていた自分が間違ってました。2人目以降で新生児期のベビーカーが別にある家庭なら、選択肢に入れていいと思います。8万円の価値があるかは正直まだ判断しきれませんが、毎日トランクに積むときに「軽い」と感じるたびに、少しずつ元を取っている気分です。