上の子のとき、初めてチャイルドシートを取り付けた日のことをよく覚えています。当時は「シートベルト固定式でいいか」と安いのを選んで、取り付けに1時間かかった挙句、妻に「それ本当に安全なの?」と言われて自信を失いました。あの経験があったので、2人目に向けてはISOFIXのものを最初から選ぼう、それだけは決めていました。
ISOFIXの取り付け、パパでもできるか
最初の1回目は多少戸惑いましたが、2回目からは普通に取り付けられます。機械いじりが苦手な自分でも、1時間格闘するようなことはなかった。
取扱説明書を見ながら進めると、ポイントは「カチッという音と振動が来るまで押し込む」という一点に尽きました。シートを車の後部座席に置いて、ISOFIX金具をシート下のバーに向けてスライドさせると、ある位置でグッと引き込まれる感覚があって、そこで「カチッ」と鳴ります。この感覚が思いのほかはっきりしていて、「入ったかどうかわからない」という不安がなかったのは正直助かりました。サポートレッグをフロアに立てて、インジケーターがグリーンになっているのを確認して終了。慣れると10分かかりません。
ただ、うちのミニバン(ノア)で試したとき、後部座席が前後にスライドする関係でISOFIXバーの位置を手探りしないといけなかった。これは車種によって変わると思いますが、最初は奥まで手を突っ込んで金具を探すことになるので、そこだけちょっとひと手間でした。
回転機能の使い勝手
購入前は「回転機能って本当に必要か?」と正直思っていました。余計な機能のせいで重くなるだけじゃないかと。
実際に使ってみて、考えが変わりました。
新生児を抱えてチャイルドシートに乗せるとき、横向きのシートにそっと置く動作と、前向きの狭い空間に詰め込む動作を比べると、前者のラクさはかなり違います。特に冬場、厚着をさせた0歳児をシートに収めるときの余裕が全然違う。妻にも「乗せ降ろしがラクになった」と言われました。
回転の操作はシート横のボタンを押しながら回すだけ。片手でも回せますが、赤ちゃんを抱えていると実質片手になるので、「ボタンを押す」と「回す」を同時にやる感覚にちょっと慣れが要ります。1週間もすれば自然にできるようになりました。
ミニバンでの収まり感
ノアの後部座席に取り付けると、前のシートとの間隔が少し窮屈になります。助手席を前に出しても余裕は正直それほどない。ただ、これはチャイルドシート全般に言えることで、クルムーヴが特別大きいわけではありません。フロントシートに座る大人が少し前に出れば、後席の赤ちゃんにとっての足元スペースはむしろ問題なし。
コンパクトカーやセダンだとどうかな、という気はします。実家帰省でレンタカー(コンパクトタイプ)に乗り換えたとき、後席がかなり圧迫感があったので、車種を選ぶという感覚はありました。
長時間ドライブでの様子
帰省で片道3時間ほど乗ることがあります。月齢4ヶ月の頃に初めて長距離に連れていったとき、シートが少し倒れるリクライニング機能で熟睡してくれました。シート内側のクッションがわりともちもちしていて、触った感じはやわらかめ。頬ずりしたくなる質感です。ここが気に入っている点のひとつ。
ただし吐き戻しには注意が必要です。アルカンターラ調の素材は手触りが良い反面、染み込んだ汚れが残りやすい。月齢3ヶ月頃に授乳後のゲップ失敗をシート上でやられてから、カバーの外し方を覚えることになりました。取り外して洗えるのは助かりますが、乾くまで時間がかかるのでもう1枚替えカバーを買っておくべきだったと思います。
8ヶ月使ってみて
今のところシートの変形もなく、回転機能の動きも滑らかなままです。ISOFIXの接合部にガタつきも出ていません。週3〜4回の乗降で、これだけ安定しているのは合格点だと思っています。
シートベルト調整が月齢ごとに変わる点だけは今も少し面倒で、子どもが育つたびに説明書を確認しています。ここは事前に把握しておくと良かったかな、という点です。
ISOFIXを初めて使うパパ、乗せ降ろしをラクにしたいと思っているパパには素直におすすめできます。R129/i-Size基準には非対応ですが、日本のJP適合品として安全基準はクリアしているので、国内使用なら十分だと個人的には判断しています。うちはもう少し使い続ける予定です。