正直に言うと、最初はこれを買う気がなかったです。形が変すぎて「本当に使えるのか?」という第一印象で、ギフトカタログに入っていても選ばないやつだと思っていました。
ところが下の子が生後2ヶ月ごろから、飲んだ後にやたらとゲップが出にくくなった時期があって、妻が「ベッタを試してみたい」と言い出しました。「あの曲がったやつ?」と聞き返したら「そう、あれ」という返答で、3000円近い出費を前に少し悩みながら買いました。
「なぜ曲がっているか」を理解すると使い方が変わる
ドクターベッタのブレインボトルは、飲ませるときに赤ちゃんの頭を水平より少し上げた状態をキープしやすい形状になっています。普通の哺乳瓶だと、ミルクを乳首まで届かせるために瓶をほぼ垂直に傾ける必要があります。その角度だと赤ちゃんの頭が後ろに傾きすぎて、耳管と鼻の通り道への影響が出る可能性があるということらしい。
湾曲したボトルを使うと、少ない傾斜でもミルクが乳首まで届くので、赤ちゃんの頭を適度に立てたまま飲ませられる。実際に使ってみると、これは確かに感覚としてわかります。普通の哺乳瓶のときより「ちょっとこっちに傾けて」という微調整が減りました。
ただ「中耳炎が予防できる」かどうかは、正直なところわかりません。下の子が中耳炎になっていないのがベッタのおかげかどうかの判断はつかないし、安易にそう書くべきでもない。「飲ませる角度が自然になった」という事実だけは体感しています。
ゲップ問題への効果
生後2〜3ヶ月の時期、下の子はミルクを飲んだ後にゲップが出るまで5〜10分かかることがありました。背中をトントンしながらずっと待つあの時間、深夜だと体感が長い。
ベッタに切り替えてから、同じ量を飲んだ後のゲップが少し出やすくなった気がします。空気の混入が減るためか、「お腹に入る空気の量そのものが少ない」という感覚があります。体感レベルの話なので数値では言えないですが、妻も同じことを感じていたのでおそらく気のせいではないはず。
洗浄の問題は本物
ここは正直に書きます。このボトル、洗いにくいです。
湾曲した部分の内側は、普通のブラシでは届かない。専用のカーブブラシが別売りで売っており、それを使うと一応は届きますが、曲がり角のあたりに少し不安が残ります。消毒はスチームでしっかり行っているので実害はないとは思いつつ、視覚的に「ちゃんと落ちてるかな」と毎回感じる。
上の子のときは母乳実感1本で完結していたので、洗いやすさを基準に哺乳瓶を選ぶことに慣れすぎていたのかもしれません。ベッタを洗った後、母乳実感を洗うと「ああ、こっちの方が楽だな」と毎回思います。洗浄の手間を最小化したい人には向いていないと率直に言います。
外出時の使い勝手
外出に持ち出すとき、湾曲ボトルはケースに収まりにくい場合があります。一般的な円筒形ではないので、哺乳瓶ポーチによってはうまく収まらない。うちは底が少し広めのポーチを別途購入しました。
持ち運び重量は軽いので、プラスチック製であれば重さ面の不満はないです。ただ見た目が独特なので、外出先で授乳室のベンチで出すと周りのパパ・ママから「それ何ですか」と聞かれることが2回ありました。説明するの自体は嫌じゃないですが、ちょっと目立ちます。
4ヶ月使った今の評価
買って後悔しているかと聞かれたら、していないです。ただ「これじゃないとダメ」という必須アイテムではない。ゲップが出にくいとか耳に気を遣いたいとかの明確な動機があれば試す価値はあります。
コスト面が一番引っかかっています。本体が約3000円で、乳首の替えも安くない。母乳実感と並行して使っているので月の消耗品代が増えました。1本3000円を継続コストと捉えると、効果への確信が薄いまま続けるのは少し辛い。
完全にベッタだけに絞る気にはなれず、今は夜間の1本だけベッタを使うという運用に落ち着いています。